平板・S瓦用掃気ガラリ『瓦テッペン』
製品紹介/特徴
平板・S瓦対応の棟掃気ガラリ。棟全面に施工可能で、しかも瓦の内側でなく外側に直接排気されるので確実に熱気や湿気を排出できます。これにより、夏場の小屋裏熱気や冷房代の軽減に対策できます。雨の吹き込み3つのブロック層で防ぐので、風速55m/secの暴風雨にも耐える性能と、垂木455mm当たり10m3/hの換気量を確保できます。
独自の防水通気機構で鹿児島や宮崎の暴風地域でも安心強力棟(棟金物)を使う事で、地震に耐え台風に負けない強い棟を形成します。
- 瓦テッペンは流体工学(坂本弘志・工学博士)の検証のもと開発
- 雨の進入限界と風の温度差による掃気量を明示
- 瓦のデザインを壊さず他社の2~10倍の掃気量
- 施工が極めて簡単
- 圧倒的な掃気量で小屋裏のむしぶろを解決
- 小屋裏が外気に近づくことで2階が涼しくなります
- クーラーの効きが良くなります
- 小屋裏の結露がなくなります
- 雨も雪も入りません
品名 | 瓦テッペン(3~6寸勾配) |
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寸法 (厚×幅(片面)×長) |
平板テッパン:24×170×1920mm / 水返しプレート:3×250×1925mm |
見掛開口面積(cm2) | 874cm2 |
有効換気面積(cm2) | 524 /本 288cm2/m |
有効開口面積 αA(cm2) |
αA=5.895×Q0.2151 |
風速3mの掃気量 | 10m3/h |
温度差の掃気量 | 15m3/h(30℃の場合) |
雨の侵入限界風速 | 55m3/sec |
雪の侵入限界風速 | 侵入なし |
質量 | 1.2kg/1組 |
原材料 | 耐候性ポリプロピレン+ガルバリウムカラー鋼板 |
標準納まり図
防水防雪のメカニズム
換気棟を取付ける位置を測ります。製品1本の長さ1820mm、瓦の割付に注意が必要です。野地板の隙間25~30mm程度開口して施工して施工しておきます。
ルーフィングを敷き、瓦桟を施工します。最後の頂部の瓦桟は、水返しプレート後の施工になります。仮止めにしておきます。
棟近くまで平板(S)瓦を葺き上げてから強力棟を頂部に取付け、垂木を取付けます。強力棟は、瓦の端頂部から垂木の頂部まで約40㎜の高さとします。
垂木の両側面に水返しプレートを釘打ちします。プレートの重ねは100㎜以上とし、開口部が垂木で塞がないよう下部に合わせます。
水返しプレートを折り曲げ、頂部の瓦桟に挟みます。その後、瓦桟を本止めします。
湿式の場合は、開口部を塞がないように泥土モルタルを仕上げ、上部にシーラーを貼ります。
平板(S)瓦を頂部まで葺き上げ、換気棟との幅を確認します。丁度、換気棟底面の中央にシーラーが来るように測り、平板瓦へ貼り付けます。
換気棟を垂木上部に釘打ちします。シーラーと合わせた換気棟の高さは勾配に合わせます。(15~30mm)
冠瓦をのせ、金釵釘又は、パッキン付ビスで取付けます。
瓦テッペン製品写真1
瓦テッペン製品写真2
瓦テッペン試験写真
品名 | 価格 |
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瓦テッペン | ![]() |